青酸カリ漁!
当時バタラズ入り江で、秘密裏に行われていた青酸カリ漁!
ある特殊なルートから入手された青酸カリを入り江上流の淡水域に流すと引き潮にひかれて入り江全体の魚が死滅する。
青酸カリ漁は、秘密裏に行われるものの、子供達の情報網は鋭く、操業の日程をほぼ特定できる。
爆弾漁、青酸カリ漁ともにブツの入手ルートは南静園だった。大人達の会話に聞き耳を立てていると爆弾を入手する相談をしてるのが解る。爆弾は、不発弾の信管を取り外し、中の火薬を売り渡す。
売り渡された火薬は、一升瓶に入れられ畳間の隅に置かれていたりした。
青酸カリ漁は、時間との勝負。
引き潮に合わせて青酸カリをまいても、大潮の満潮時にまいたのでは、水深が深すぎて魚を捕るのに泳がなくてはならない。なので、水深を見計らってまくのだと思う。
だって、子供達が気づく頃には、干潮となり、わずかに残る水面におびただしい魚の死骸が転がっている。夏場だと、魚が傷むのでやはり時間との勝負だ。
子供達が気づく頃には、漁は終了しており、一味も現場から逃走した後だ。
子供達は、既に絶命している魚を捕ることはない。絶命しているのは、毒を大量に摂取したために体内に毒を含んでいる。誰かが言い出したことなんだけど、説得力あるさーね!
なので、千鳥足でよろよろと泳ぐ魚を見つけて採取する。
現在では、青酸カリが入手できなくなったので、ブリーチ漁が密かに行われている。洗剤の漂白剤を珊瑚礁にまいて、魚を捕る。
海岸端で大量のブリーチの容器を見つけた場合は、すぐに警察署に通報して下さい。違法な漁であるうえに、立派な自然破壊です!


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