やっと!
消せたぜ!ネグレクト4!
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重ね重ねすまん!謝ってばかりだな。
石釜の写真を貼り付ける予定だったんだけど、うまくいかない。今しばらく待って欲しい!
今日は、燃焼部の耐火モルタルの焼き入れを行った。
昨日、煉瓦をアーチ状に積んで。アーチの支保工は通常砂を用いるんだけど、今回は紙パック1リットルに砂を詰めて、支保工とした。アーチ部分は土で固めて。
で本日、支保工を撤去して焼き入れ。アーチが崩れるんじゃないかと思ってどきどきしたぜ!
耐火モルタルは山ほどあるんだけど、耐火コンクリートを買う金がないから、まずがーと耐火モルタルにセメントを1割ほど混ぜてるんだな。どうせ理屈はこんなものだはず?
明日から調理室に取りかかる。
面白いことを発見した。
上のネグレクト4。あの原稿は6月13日になるまで、ずっとトップに居るんだな。馬鹿だねえ。コンピューターって!
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千葉県の柏でわ無い!小橋川だ。
先のヨシトと一緒の時期に親しくなった馬鹿だ。
こいつは身長が2mマイナス14cm。1m86cmという、ウドの大馬鹿だ。
こいつのアパートで飲むことになって、コップを準備するんだけど、コップが探せない。女子大騒ぎ。
女子:コップ何処ぉ?馬鹿:流しの上の棚!女子:無いけど?
確かに流しの上の棚にあったさ!それも吊り戸棚に!・・・・確かに棚だわ。
こいつの身長だと目の前だけど、女子の身長では踏み台が必要どぉ。
やはり馬鹿だ、こいつわ!
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炎天下の授業に、師弟共に疲れ果て、教室を移ることになった。
移る。つっても、それぞれ机と椅子を持って移動するだけなんだけどね。
移動後の教室は、校庭東側のモクマオウの林。
モクマオウの林が教室に決定された後、登校が格段に早くなった。
とにかく誰よりも早く登校して、モクマオウの陰が緻密になっている場所に机を置くのだ。先着順の席だ。遅れた場合は、モクマオウの陰から外れ、午前中を炎天下で過ごさなければならない。教室の中なのに、帽子を被ってないと命の危険が危ない状況だ。
教室の席順は、通常なら5列。級友は25名なので5行5列だ。しかし、この教室は8行3列くらいだ。明確には決まってないのが実情だ。
日々替わる天候に合わせて、席順も変化する。4月の頃は、太陽高度も低く、モクマオウの陰も長いものの、6月の夏至に向かって、その陰は日々短縮されていく。
6月に突入する頃は、4列目は完全に炎天下。下手すると、モクマオウの林を外れて、級友のトクジんちのにんじん畑に侵入している。意図的なんだけどね。
授業時間ににんじんを引き抜いて食べるんだな。陰からはみ出している状況は、その日の登校が遅いことを明確に物語っている。朝寝坊したことが原因。なので、とるものもとりあえず、登校してきたので朝飯を食っていようはずがない。
結果、足下のにんじんをかじることになり、どすこいショージローに見つかり、農作物の窃盗の罪でグラウンドに正座させられるのであった。
ふざけんなよ、ショージロー!俺はいいとしてトクジまで正座させるのはどういう事なんだ?えっ!持ち主ど、にんじんの!てめえんちのにんじんを食って何が悪い?あ?
理不尽な担任である。
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本日、燃焼室のアーチ部分の煉瓦完了。明日、サイドの煉瓦を積んで空練りモルタルで40cm盛って明後日から調理室のドームに取りかかる。正念場だな。
石釜造りの写真は明日から貼り付けます。ふくうさん、いつもコメントありがとうございます。励みになります!
小ネタを・・・・。
炎天下での屋外作業。いつもより疲れが激しいな。と思ったらばだ!
帽子だよ。帽子!
ここんとこ、釣りもゴルフもしてないから帽子を被ることを忘れてたぜ。首筋が痛いはずだよ。帽子、助かりますなあ!
(汚泥)
屋外作業。とにかく蠅が多い!普通の蠅なんだけどね。
向かいの畑に下水処理場から発生した汚泥を運んだ農家、違うな同僚だから半農民だ。客商売なのになんてこと、してくれてんのお!
臭いし、蠅が多いし。
今朝、その汚泥を見に行ったんだ。下水道から発生する汚泥は上質な肥料で、堆肥と違ってクサの種が入ってないから、なお、いいんだって!
でもね、生えてるぞ。草!それもいっぱいね。何の草だと思う?
トマトだ!
民よ、ドンだけトマト喰ってんの?
(サンダー掛け)
扉の溶接を済ませて、溶接部のサンダー掛け。盛大に火花が散る。サンダーの刃はステンレス用の高い奴。よく削れるんだ。で、音もうるさいんだな。
この火花を散らして高速で回転する刃に飛んでくる虫が居るんだ。夜なら解るさーね。光に群がるから。
あ、島尻では、酔っぱらいが電気の点いている家に勝手に入ってくる。人間アオドウガネと言われているさーね!
で、どんな虫?
蝉だ!ミヤコニイニイゼミ。音の周波数が合うんだろうな。セミ捕りに行く人。サンダーと鉄板持って行けば手掴みで蝉捕れるぜ!
くまぜみはねえ。重機のエンジン音に群がってくる。袖山勤務の時は、額に蝉がぶち当たって痛かったもんなあ!
ミュージアムの守衛さんが芝刈りをして刈りはらい機を廻してると、肩にクマゼミが留まるんだって。めんどくさいから放っておくと、人間を木と間違えて樹液を吸うためにブスッ!
とんでもなく痛いらしいよ!
セミ!英語だとちょっと、えっちぃっぽいニュアンスだけど、血吸い蝉。とんでもなく凶暴な奴かも知れん?7年間も土の中でうずくまっててたら、そりゃー悪くなるよな!
あとねえ、宮古で単車乗るときは夜のゴーグルは欠かせないな。60キロで走行中に、やはり同じくらいのスピードで飛んできたアオドウガネにぶつかると危険どぉ!
めちゃくちゃ痛い上に臭いし!目に当たったらそりゃーもう!
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始業式は、校庭で行われた。
始業式終了後、低学年は、それぞれのクラスへ引き上げていった。
校庭に残された4年から6年生に、今後の方針が告げられた。
ご覧の通り、学校はありますが、教室はありません!従って、高学年児童は、午前中はそこら辺で適当に授業を行い、午後に教室へ入ります。
二部授業と言うらしい。
宮島小学校がスタートした。
4年生は、低学年が使用している教室の外の廊下部分が教室となった。6年生は、ウサギ小屋前のモクマオウの木陰。わが、5年生は校庭の第三コーナーから第四コーナーの位置に存するモクマオウの林が教室に決定された。
5年生の教室は、トラック部分の外れにあり、担任のどすこいショージローの教壇は、フィールド部分。ややもすると砂場に落ちかねない危険な場所が教壇だ。
担任の、どすこいショージローは体育専門で、率先して運動場の教室を勝ち取ったのだと思う。
迷惑ってば、ショージロ!
でもね、ショージローせんせ!暑いぜ、とっても。児童等は後頭部をお天道様に焼かれ、職員会議で場所を勝ち取ったはずの貴方だって、太陽に向かって帽子も被らず、全身汗だらだらじゃん。して、でぶだし!
授業にならない。炎天下の運動場。風が吹けば、土埃が舞い、何より本とノートが風でめくれる。手を挙げようにも、本とノートを押さえてないといけないから、それも出来ない。
一番の問題は、とにかく眩しいこと!炎天下の全天空照度は約10万ルクス。設計図等の細かい作図を行うテーブル面の照度なんて1,000ルクス程度。プロ野球のスタジアムのナイター設備は約2,500ルクス。
真っ白な紙を見つめていると目の奥が痛い。サングラスを支給しろ。将来、眼科系の疾病に罹った場合、間違いなくグラウンド教室の弊害だな。
憶えておけよ、教育委員会!
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分離・独立の噂は本物で、やはり集団転校することになった。
学期で言うと三分の一の良い思い出と、三分の二の嫌な思い出を風呂敷に包んで狩俣小中学校を後にして転校する。良い思い出率三割三分三毛ってところだ。
分離独立した新制宮島小学校は、児童数135名。教室数3という、世の中を徹底的に小馬鹿にした体制で幕を開けた。教室の絶対数が全く足りない!
いい加減にしろよ!平良市教育委員会。
4年在学中に始まった工事は、学校西側の丘を切り崩し、4年以上の高学年教室及び幼稚園を建設する計画で始まった。日曜日ともなると、工事が珍しいので級友達と日がな一日見物してたんだな。
現在のようにバックホウ(パワーショベル若しくはユンボ)が無いので、岩盤の除去はダイナマイトによる発破作業と、ブルドーザによる敷き均し作業。
ダイナマイトを仕込む穴を削岩機で掘り、中にダイナマイトを入れて導火線を伸ばす。その後、発破により岩石の破片が飛び散らないように金属のネットを被せ、さらに古タイヤで重しをした後、点火する。
点火つっても、導火線にマッチで火を点け、ちりちりと導火線が燃えて、ダイナマイトが爆発するのではない。細い電線が一カ所の点火スイッチに集約され、電気的に点火する。レバーを捻ればドカン!だ。
危ないから近寄るんじゃねえ!の、工事関係者の注意を全く聞かずに、出来るだけ至近距離で爆発を見物したい腐れ児童達。
でもね、4年の3学期が終了する時点まで、敷地の整地作業をしてたんだから、平良市役所、てえしたもんだよ、おめーら!4月からは、高学年児童が転校してくるんだぜ!間に合わないどころの騒ぎじゃないだろ。仕事してんのか?全く!
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本日、扉2個溶接完了。
サンダー掛けの後、灰出し部のブロックを積んで、本日の作業は終了。
明日は、午前中に灰出し部の盛土及び土間ならしの後、燃焼室の煉瓦積みを開始する。アーチに積んで煉瓦の要石で留めて、耐火モルタルと耐火コンクリートを併用して、と。何日かかるんだろ?
晴れるといいな!
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直訴隊は、八千代バス停から福嶺医院付近にあった先生の家に向かう。
確か、手紙だか葉書で家を訪ねる事を予め知らせてあったようなそうでないような。記憶が曖昧だ。
玄関でかつての受け持ち児童を迎えてくれた先生。相変わらず優しく美しい。それに比べて、のいろーげんこー!
座敷に招き入れられ、ジュースとぬめっとした里芋の煮っころがしを勧められる。
それよりもまず・・・。
「先生、とにかく戻ってきて下さい!」
口々に窮状を訴える児童直訴隊。最後は全員で大泣き。先生もどうすることも出来ずに泣き出している。
今だから思うんだけど、先生も辛かったろうな。どうにもできないもんな。補充という立場ではね。
涙と一緒に飲み込んだ里芋の煮っ転がしの味が忘れられない。直訴は失敗した。
その後、ノイローげんこーは症状が悪化して、遂に給食を極めるべく休職となったものの、補充で女先生が戻ってくることはなかった。
2学期の後半ともなると、宮島分校が分離独立して、ダライ・ラマが戻ってくるじゃなくて、分校出身の生徒は全員転校しなければならない!と言う噂が駆けめぐるのである。
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ミュージアム最後の石釜「かぬしゃ釜」製作工事開始。
先週、金曜日。某埋め立て地から珊瑚石灰岩を2トントラック1台運搬。現場での搬入は手作業。崩れた石に右手人差し指を挟む!ちっ!
土曜日。珊瑚石灰岩で土台部分の石積みを開始。土曜日。引き続き石積み。天端をならすため切り込み採石をミュージアム内から一輪車の10台集める。
日曜日。石積みの天端を陸に揃えて、土台の土間打ちを完了。
月曜日。建材店に注文していた、三六鉄板4.5mmが届いたので、狩俣の関連会社で所用寸法にガスバーナーでカット!
本日、カットされた部材の毛羽を取り除くため、朝からサンダー掛け。午後より溶接開始。
しかーーーし!ミュージアムの溶接機。100ボルトの安っぽい奴。説明書によると10分間の目安として、2分アーク溶接をした後、8分間機械を休ませて下さい!
おまけに、使用できる溶接棒が1.2mmから1.6mmまで。細っ!
石釜は連続燃焼式にするので、灰だし部、燃焼室、焼き釜の3層構造となる。
今日、溶接するのは、上2室の扉。燃焼室の扉枠を溶接したところで本日の作業終了。遅すぎるぜ!
明日は、200ボルトの溶接機を借りよう!10分のうち2分のみ。なんて、人を馬鹿にしてんのか?この溶接機。こんな溶接機買うなよ。平成14年の購入だ。誰だ、これ買ったのは?
6月末の完成予定。暑いぜ!
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息せき切って教室に入ってきた4名の児童を担任の冷たい視線が一瞥する。
ま、5分くらいの遅刻だ。遅刻つっても、授業じゃねえし、給食だし。たいしたこと無いよ。給食時間が40分なら、俺等、3分で平らげる自信があるね、絶対に!なんとなれば、直管となっている内臓の機能から、排泄までを40分の間に完了することも可能だ!
と、まあ、かように思ってたわけだよ、実は!
でもね、弁当箱に梅干しが入ってなかったのか?それとも、梅干し婆が入っていたのか?担任の機嫌がすこぶる悪い。
別にたいした罪を犯した憶えもないので、へらへら笑いながら席に着こうとする児童を、担任が呼び止め、黒板の前に並べと宣う。
訳もわからず並んでいると、順番にびんたではり倒される。ユートクなんて、「君は級長の癖に!」と、罵られながら、まず、足払いで床に這いつくばいにされる。ゆっくりと立ち上がったところで、再び足払い。急いで立ち上がると、右手で頭を掴んで黒板に後頭部を打ち付ける。鈍くごつんごつんと響く音で女子は悲鳴を上げる。
のいろーげんこーの本領発揮だ。さすが、休職してただけあって、給食に厳しい!言ってる場合か?
いや、何より級長にならなくて良かったぜ!すぐ横でボコボコにされるユートクを見て心からそう思う。
結局、給食を済ませることなく、給食時間を経過した。
この一件で、常に緊張感漂う授業風景が日々続けられた。
ともすると、突然ぶち切れる担任に児童達の心は萎縮していくのであった。
担任の奇行は日を増すごとに激化し、遂に堪えきれなくなった児童は給食遅刻児童一味を中心とした直訴隊を編成し、補充の担任であった女先生に直訴することになった。
馬鹿だよねえ。世の中のことを理解してるなら、教育委員会に報告すればすぐ解決したのにな!
明日に続きます。
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2学期になり、休職中だった担任が復職してきた。優しく、美しい補充の女先生は狩俣小中学校を去った。
1学期には、夏休みに家に遊びに来てね!との誘いを真に受けて、多勢で先生の家に押しかけた。
主を亡くした侘びしい教室に、本来の担任が現れた。
大きな体で終始にこやかに児童を見守る好々爺。目はいつも恵比寿様のように微笑み顔。
でも、よんどころない事情で離ればなれになった親子の再会のように、ぎこちない。ことさら、親密に話しかける担任。これから、親しくなって行く序章だ!
当時の給食の主食はパン、汁物として脱脂粉乳のミルク。おかずは、おのおの弁当箱に詰めて家から持ってくることになっていた。
とーーころが、ぎっちょん。当の担任は何より梅干しが好き。なので、弁当箱にご飯を持ち込んでいる。そんなん有りかよ?学校でパンが出なければ、誰だって弁当箱にご飯を詰めたいよな。学校で米が食えるのは、運動会と遠足と決まってるだろ?
ことほど左様に教育は間違っていたんだな。
だいたいねえ、主食がパンなんてのは進駐軍が決めたことであって、由緒正しき大和魂を持った日本人は米を食わないといけないのだよ!
おかずっつったって、パン用のおかずじゃないからね。宮古島の狩俣地方は。パンにキャベツ炒めが合うと思ってんのか?パンに芋の煮っ転がしを挟めってか?納豆でパンが食えるか?なんなら、焼き海苔醤油にパンで本当にいいと思ってんのか?ちきしょうめ!
今や、食育とか言い出して、絶対に間違ってないと言い張るんなら、上に上げたメニューを食育とやらで試してみやがれ!
島尻に、はるばるオレゴン州からやってきたアメリカ婿も言っている。
小さい頃は、朝ご飯はパンと牛乳。午前10時にお腹が空くのはアメリカの常識と思っていた。でも、日本に来て朝からお腹いっぱいご飯を食べることで、アメリカの常識は嘘だったことがやっと解った!日本人はもっと納豆に感謝しないといけん!
な、主食がパンの奴が言うんだ、間違いない!
で、給食時間に自慢の日の丸弁当を広げて、えびす顔の細目を一層細めて、美味しそうに頬張る。
そりゃーね、パンに梅干しは合わないよな。でも、卑怯だよな。職権乱用だよな。
児童は、梅干しそのものが珍しく、担任の弁当箱の周囲に群がり、梅干しの余りのしょっぱさに担任の味覚を疑うのだった。
2学期も半ばが過ぎて、本来の担任とも軽口が聞けるようになったとき。
4時間目の授業を終えて、給食当番でないユートクを含む4名は給食のチャイムに気づかず、校庭で遊びほうけて居たのだった。
見渡すと、4名の他に人っ子一人いない校庭。大急ぎで教室に舞い戻る4名。
担任を含む級友等は、静かに給食を始めていた。
明日に続く!
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突然、絶叫を停止したおばさん。頭の中がおばさんの状況を判断すべく逡巡する。
余りの剣幕に脳味噌の血管がぶち切れたんだな?とか。
諦めて帰った?とかね。
結果は児童戦闘員の予想を覆した。
しばらくの沈黙の後、以前に増して絶叫するおばさん。その絶叫する単語から視界に存在しない哀れなおばさんの怒りと絶望が容易に想像できる。
哀れおばさん。のりぼーがうずくまっていた付近で、湯気の立ちそうな、まり立てほやほやの、のりぼーのう○こを踏んでしまっている。やっちゃったな、おい!
当時のおじさんおばさん達は、余程の行事でもない限り、普段は裸足。ましてや野良仕事は当然のごとく裸足。左右どの足で踏みつけたかは知る由もないが、茂みに潜む小さな戦闘員は、一様に非常識な行動をとったのりぼーを呪う。
「の○そまる 青空向いて うずをまく」詩の一首でもひねりたい気分だ。の○そだけに!昔中一コースに掲載されていた、心をえぐる感動の一首を披露してみた。
どのくらいの時間が経過したのだろうか?カップラーメンなら、とうにふやけてギョウ虫然と化した麺が汁をほとんど吸い尽くしてしまったような時の流れ。
おばさんの声が聞こえなくなっても、神聖なリングに立とうという気概のある戦闘員は存在しない。
社保庁の年金問い合わせの待たされた時間ほどが経過した後、戦意を喪失した戦闘員は芋畑に集結した。
まず、気がかりなのは入り口付近に捨て置いた鞄。怒り心頭のおばさんが持ち帰ったか、若しくはのりぼーのう○こ付きの足で踏みつけられているか?
とりあえず鞄は無事だ。ほっと胸をなで下ろす一同。
台風一過のごとく、災害を無事にやり過ごし、のりぼーの行動を皆で爆笑する。
さて、帰るか!
道路に出て、家路につく児童達。緩やかな上り坂を過ぎると、右に曲がりながら急な下り坂となる。坂の下から吹き上げるそよ風に頬をうたれ、爽快な気分。先刻まで戦闘状態にあった事が信じられない。
人間、窮地に陥ると角突き合わせている場合じゃない。なんとなしに和解が成立している。
突然、左手のキビ畑から人間が出てきて行く手を塞ぐ。
てめー、ばばあ、汚ねえぞ!
おばさん、キビ畑に潜んで、畑荒らしの犯人どもが通りかかるのを息を潜めて待っていたのだった。これだから大人は信用出来ない!
行く手を塞ぎ、児童の前に近づいたおばさん。ゆっくりと8名の顔を舐めるようにのぞき込む。
8名の犯人の特定を終えて本格的におばさんの説教が始まった。
集中攻撃にあったのは、のりぼー。さすが年の功。何でもお見通しだ。踏んづけたう○この持ち主をビンゴだよ!年寄りは凄いね!
次にターゲットになったのは、ユートク!可愛そうにユートク。う○こしてないのに血祭りだぜ!
理由は簡単。のりぼーとユートクの母は、おばさんの姉妹なのだった!
残りの6名に特にお咎めはなく、余震もなかったんだな。めでたし、めでたし!
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