職人!
中学2年なのに大人に混じって職人。
建築現場では、2人一組で作業を行う。当方の相方は従兄弟の兄貴。大人同士のコンビに負けないんだ、これが!
主な作業は、型枠工事、鉄筋の配筋、ブロック積み、内装の床組・壁張り・天井張り、左官工事、塗装工事等あらゆる職種をやらされた。
三男なんて小学校低学年なのに6インチブロックを運ばされて、力がないから足の甲に落として1週間身動きが取れない寝たきり児童になった。
次男は鉄筋を切るカッターに人差し指を挟み、切断は免れたものの生爪を剥がした。当方は梁から落ちたくらいかな。
大変だったのは電気工事!
馬鹿の思いつきで建物のある場所から300mほど先の昔の橋まで照明を点けると言い出してさ。
干潮時は干上がるんだけど満潮になると水面になる部分にだぜ!要らないだろ、照明は!
電信柱を6本建てないといけない。
弟と3名で穴を掘り木製の電信柱の片方を持ち上げて反対側からロープで引っ張って建てる。全て人力。
難工事だったのは最終の6本目。昔の橋の暗渠が残っていて縦横1.5m長さ4mくらいのコンクリートの上をノミで穴を空け、下のコンクリートも電柱の受けの為に丸く彫り込む。
して、この1.5mもあるところに電柱を建てる作業が恐怖だ。
まず電柱の根っこを1.5mのコンクリートに乗せて頭の部分を子供達3名で持ち上げる。反対側には馬鹿親父がいてロープを引いているんだけど、この阿呆が足を滑らせて子供達は電柱の下敷きになったからね。よく死ななかったものだよ。
建ててからも大変なんだな。
照明なので電線を渡さないといけないんだけど、電信柱にはステップを取り付けて無いさーね。親父から渡されたのは、靴にトゲの付いた木登りの道具。
電信柱にトゲをけり込んで登っていく。ほぼ真横辺りから蹴りこまないと落ちるからね。地上に。
がに股で登って電線を渡していくんだけど、電信柱に支線をとってないから強く引くと電信柱が倒れそうになるんだ。それでなくてもゆらゆら揺れてるしね。
俺は被害に遭ってないけど、高校卒業して宮古から出て行った後、弟たちは下地線のワシントンヤシの枯れ葉を切る作業をやらされて。
軽トラ取り付けたスライディング梯子に登って軍手を二枚重ねでトゲのある椰子の葉を掴んでチェーンソウで葉を落とす作業中、軽トラが揺れて7m下にエンジンの掛かったチェーンソウと一緒に落ちたらしいからね。三男は。
あと、次男は、当方が高校三年のときに県道の草刈り作業中に、背中にエンジンを背負うタイプの刈り払い機のワイヤーをオートバイに引っかけられて、刈り払い機のエンジンの掛かったまま10mくらい引きづられたさーね。
死にそうな目には、いくらでも遭ってるんだな。うちの兄弟は!
まだ中学2年の記事と3年が残ってるんだけど・・・。
5ヶ月ちょっとの短い間、ご愛読ありがとうございました!
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